フェレットの肥満細胞腫

■症状
体表(特に頚部~腰部にかけて)に乾燥した黒いカサブタのようなものができます。
その部位を痒がって掻いたり舐めることによって出血することもあります。


■検査
黒いカサブタの下のスタンプ検査、針生検もしくは切除生検で病理学的に肥満細胞腫の診断を行います。

■治療
根本治療としては外科的切除が第一選択になります。
無治療で消失することもあり、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤の内服や外用薬も治療に使用することがあります。

■まとめ
肥満細胞腫はフェレットの皮膚腫瘍の中で2番目に発生率が高く、通常は転移することなく良性の挙動を示します。しかかしながら、稀に大きくなって悪性の挙動を示すこともあります。
痒みを伴って出血するとQOLが下がってしまうため、早めの受診をオススメします。