トカゲの消化管内異物

■症状
元気や食欲の消失、嘔吐、吐出、体重減少などが見られ、時に下痢やメレナなどが認められます。

■検査
腹部触診での塊状物の触知、X線検査での消化管内異物やガス陰影の確認、腹部超音波検査などで異物や異物による閉塞を確認します。

■治療
診断と異物摘出を行う目的で胃切開や腸切開などの外科的な治療が必要になる場合があります。異物の誤飲から時間が経過しておらず、異物が胃内に停滞している場合は、麻酔下にて口から摘出できることもあります。

■まとめ
トカゲの消化管内異物の原因の多くは、床材や飼育環境内のアクセサリーであることが多いです。そのため、飼育環境の見直しが必要になることがあります。
また、緊急状態であることが多く、死亡する例も少なくありません。
トカゲの消化管通過時間は数日から数週間要することもあるため、食欲不振などの症状が続く場合は早めの受診をオススメします。