チンチラの齲歯・歯周病

症状
食欲不振による体重減少、便量の減少や便の小型化、柔らかい食事を好むなどの嗜好性の変化、流涎、歯軋り、流涙など 流涎により口周囲(特に下顎)や前肢が濡れることにより脱毛、皮膚炎が見られることもあります。

検査・診断
口腔内の視診により歯の状態を確認したり、頭部レントゲン検査や頭部CT検査を実施します。
齲歯は臼歯の色合いが茶色や黒色に変色しています。 歯周病の評価の際には歯の可動性や歯周囲組織の異常も確認します。

治療
歯の変色した部分の研磨を行い咬合面を整えます。 歯周ポケットや感染部位があれば洗浄を行います。
また、痛みに対して鎮痛薬を処方したり、食欲不振などの症状がある場合には消化管機能亢進薬などの内服を処方します。

まとめ
チンチラにおける齲歯や歯周病はよく認められる疾患になります。 どちらも歯間に歯垢が蓄積することで発症しますが、症状の進行に伴い顎骨の骨融解が起きることもある疾患です。 症状が慢性的になると疼痛が認めら健康状態に支障がでる事も多いのので予防が大切になります。