フクロモモンガの細菌性膀胱炎

フクロモモンガの細菌性膀胱炎では、少量の尿を頻回に排泄しなくなる症状が見られます。また、尿の色が白く濁ったり、血が混ざって赤くなることもあります。他にも、排尿時に痛そうにしたり、尿が出ないといった症状もみられます。

原因

細菌性膀胱炎は、栄養不良や脱水、活動性の低下が原因で発症します。また、雄のフクロモモンガの場合には、飼育環境が不適切でマーキングが妨げられることでも膀胱炎を発症します。

検査

尿が採取できる場合には、尿検査を行い、尿中に細菌や白血球、赤血球が混ざっていないかを確認します。さらに、エコー検査やレントゲン検査も実施し、膀胱炎を弾き起こす細菌以外の原因(結石など)がないか調べます。

治療

抗生剤を用いて原因となる細菌の感染を抑えます。さらに血尿が出ている場合には止血剤を使用し、排尿時に痛みを伴う場合には痛み止めを使用します。また、脱水に対して点滴を行うこともあります。
さらに、飼育環境を改善していただくことで、再発を予防することも重要です。

まとめ

フクロモモンガの細菌性膀胱炎は進行すると腎不全の原因になることもあります。日頃から排尿時の様子を観察していただき、尿量や尿色の変化、排尿頻度などに変化がないか、排尿時に痛そうな様子がないかを確認してみてください。些細な変化に気づいていただくことで、細菌性膀胱炎の早期発見・早期治療につながります。