皮膚トラブルは最も多い来院理由の一つです。
動物病院に来院する病気の中で、最も多いのが皮膚に関するトラブルと言われおります。
アトピー性皮膚炎の治療について、ステロイド以外の治療法はないか、皮膚病が長期にわたり治らない、または治ってもすぐに再発する等、皮膚病でお困りの飼い主様の為に、当院では最新診療技術や、最新の完治事例等を含め、日々ノウハウを蓄積しております。
皮膚トラブルの診療の流れ
- 問診
- 身体検査・食べ物等の、詳細聞き取りを行います。
- 計画
- 診断に至るまでの検査計画とカウンセリング
- 治療
- 立案された治療を迅速で効果的に行います。
皮膚科検査内容
皮膚病の原因は、大きくわけて、アレルギー疾患・感染症・腫瘍・角化症・内分泌疾患・免疫介在性疾患・先天性疾患・その他の8つに分かれます。
必要に応じた検査を行い、正しい原因を診断いたします。
一般血液検査
皮膚病に関わらず、他の診療と合せて総合的に診断を行います。
※血液検査を含む、総合的な検査には、通常半日程度お預かりさせていただく事がございます。
できるだけお電話にてご予約の上、お越しいただくか、時間的に余裕をもってお越し下さい。
内分泌検査
血液中甲状腺ホルモン濃度測定や、甲状腺超音波画像診断を行い
アトピー・感染症・脂漏の悪化、脱毛、毛並み、フケ、色素沈着などを診断いたします。
アレルギー検査
アレルギー性皮膚炎の場合、その原因となっているアレルゲンを特定し、除去しなければ症状が回復する事はありません。特に食物アレルギーがある場合は、原因物質を特定し回避できれば大きく改善する可能性があります。
特殊検査
原因不明の脱毛症や改善しない膿皮症、自己免疫性疾患の場合に実施します。
治療方針
信頼できる検査結果に基づき、適切な治療を行います。皮膚科診療では投薬治療に頼った薬物療法が中心ですが、当院では食事療法、シャンプー療法、インターフェロン療法、免疫抑制療法など、ノウハウのある選択肢の中から症例に合った治療を提供いたします。また、ステロイドも、副作用に注意しながらの使用と、他治療の選択肢をご用意しています。
薬物療法
薬物療法には抗生物質、抗真菌剤、抗ヒスタミン剤などのタイプがあります。
ステロイド療法
ステロイドは上手に使うと治療の大きな成果がありますが、副作用がある可能性もあります。
今までの症例や個体差による個性を判断し「脱ステロイド」の治療を選択いたします。ステロイドを使わない事が優先事項という訳ではなく、アトピー性皮膚炎や自己免疫性疾患のようにステロイドが必要な場合はステロイド療法を実施します。
インターフェロン療法
近年治療薬として、免疫調節作用のあるインターフェロンが使われるようになりました。全ての症状に効果が認められるわけではありませんが、長期での使用でも副作用が少なく、体質改善効果が認められるため選択肢の一つといえます。長期での投薬が必要な場合が多く、スキンケア療法との併用で相乗効果をはかります。
免疫抑制療法
重度のアレルギー症状、アトピー性皮膚炎では、免疫抑制剤を使用することでステロイドの使用量を減らすことが期待できます。長期使用を行う場合は、本来の免疫を減退抑制しておりますので、注意が必要となりますので定期的な来院をお願いいたします。
スキンケア療法
皮膚病の治療において、中心的な治療は薬物療法ですが、正しいスキンケアを実施することで改善が認められる症例もたくさんございます。
他療法と平行してスキンケアを行うことで、効果的に皮膚機能の改善、薬物療法からの離脱、再発の予防を試みることが可能です。
数ある薬用シャンプーの中から、状態にあったものを選び、都度使用のシャンプーを変更してまいります。
減感作療法
犬アトピー皮膚炎への、有効率約80%といわれる減感作療法を当院では採用しております。体質を変えるという点が最大の特徴です。個体差により治療頻度が異なりますので、ご来院時にご相談ください。
病院概要
【休診】祝日の午後
受付は19:30まで
〒590-0811
大阪府堺市堺区 南陵町1-2-1
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9-12時 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
16-20時 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
〒590-0811 堺市堺区 南陵町1-2-1
[休診日] 祝日午後 受付は19:30まで
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